- 2008年9月17日 11:00
- 福島県
調査テーマ |
福島空港 |
調査目的 |
Fuxi会員の福島空港からJAL撤退に関する意識調査 |
開催期間 |
2008年9月8日~9月14日 |
Q1 - あなたは、福島空港を過去に一度でも利用したことがありますか?
予想とは裏腹に福島空港を利用したことのない方が過半数を超えました。福島県在住者だけに絞ってみますと、結果は、ちょうど半数同士でした。
Q2 - 日本航空が福島空港からの撤退のニュースを知っていましたか?
グラフは回答者全体の結果ですが、県内在住者だけで分析しますと、92%の方は知っているという回答でした。また県外在住者では、知っていた(60%)、知らなかった(40%)という結果でした。
Q3 - 日本航空の福島空港からの撤退について、あなたの考えは?
存続派が全体の半数を切っています。福島人の本当の声がここに隠されているのかもしれません。県内在住者を対象にしてもほぼ同じ結果でした。
Q4 - 福島空港から日本航空の撤退について、あたなの意見をお聞かせ下さい。
Q3で「存続すべき」と回答した人
- 利用者が少ないので企業の判断としてはやむを得ないのだろうが沖縄線は毎年利用していたのでかなり不便を感じると思う
- 採算もあるとは思いますが、社会的責任という点から日航の積極的な活動を期待したいです。
- 不採算路線は廃止と言っておりますが、確かに採算が取れないのでしょうが、航空会社はある意味、公共交通なんですよね、利用する人が居る限り継続するのが当たり前ではないんでしょうかね・・・?
- 国の承認の下で空港作っているのだから国も何らかの対応をすべき。
- 確かに福島県に魅力が無いのは理解できる。県としての集客力は非常に乏しいから。しかし、では日本航空側としての企業努力はあったのか。福島県民もしくは隣県民のニーズにあったサイズや受け入れ港等もっと譲歩して欲しかった。
- 大阪行きの便の利用者にとっては非常に不便なので残して欲しいですね。
- 成果主義なのは致し方ないとは言え、日本航空という企業ブランド名をも落としかねない判断。日本企業全体が、衰退していく事を象徴しているかと思われる。
- 福島空港は、主要空港である羽田と仙台の間として、栃木・福島県の主要移動手段と思います。
Q3で「存続してほしい」と回答した人
- 沖縄に行けなくなるのは残念。福島空港の衰退を見たくない。
- 現在の状況を考えれば、仕方が無いのかもしれないけれど、せめて一時休止という形として欲しかった。
- 大手航空会社が撤退してしまえば、福島空港を利用する人がますます減ってしまうと思います。ただ、地方空港の現状は厳しいですから、やむをえないのかもしれないですね...
- 商工会議所から撤退阻止の署名運動の協力要請で数十人の署名を集め提出しました。撤退を撤回してもらうには、それ相当の優遇案が出せなければ納得するべくもありません。可能だとすれば、私たちの血税を投入するしかないはずで、大きな経済損出と天秤に計り、どちらが良いか難しい問題です。目に見える損出が大きいと予想されることから署名集めに協力しましたが、最終的にJAL撤退が決まったとしても、広い意味で今まで福島空港の利活用が充分にできなかった福島県民が悪い訳ですから、しかたないですね。肝に銘じて、新たな利活用の創造に努力するしかないでしょう。
- 各主要都市からの発着便が少なくなると、利用価値が余計無くなる
- 経営の合理化は必要と考えますが、路線撤退以外の方法を、もっと検討していただきたいです。
- 福島空港が必要な人はどのくらいいるのでしょうか。私は、あると便利だなくらいの利用者です。福島空港自体、お上の発想で利用者予想も大甘な数字の羅列で始まり、建設まずありき、そのために数字を作ったとしか思えません。静岡や茨城も同様に、建設することが目的で、できてからはジリ貧でしょう。そして周りの空港と共倒れが予想されます。福島空港も巻き込まれるでしょうね。残念です。フライト農業をうたった飛行場も最近とんと話題もでませんね。お役所仕事には「責任をとる」という言葉がないんですね。
- 福島県が今後どうなるか不安
- 仕方が無いと思いますね、それだけ利用客が少ないのが現状ですの。
- 特に、福島~大阪便がなくなるのは企業にも個人にも痛手だと思います。結局、JAL撤退とい経済的ダメージは大きいと思います。
- 原油高騰などで、経営が困難なのは仕方がないことだと思います。よく沖縄旅行で利用していたのですが、本当に残念です。
Q3で「撤退も仕方ない」と回答した人
- 自治体が、今更、存続を訴えても遅いと思う。民間企業が利益がでないのであれば撤退も仕方ないこと。自治体が今まで日本航空に対して協力してこなかったのが浮き彫りになったのでは?
- JALの撤退自体は、経済状況やJALの経営状況からして駄目だと言ったところで致し方無いモノは有るだろう。空港は開港当初から、常に搭乗率の増減に一喜一憂し路線の撤退と回復を繰返してきたが、やっぱり我が県には分不相応だったのかな?と言うのが正直な感想。滑走路の造り直し(延伸の為だとしても)や空港アクセスの悪さなど計画と実施が後手に回っている印象もある。 子供の遊び場・公園としてよく利用させてもらって居るので空港自体はありがたいし、好きだがそれって本来の空港の目的とは違うモノだと思う。 空港に関する投資額とその結果得られた恩恵との冷静な評価は誰がするべきなのだろうか?膨大な金額をもっと他の有効な施策に使っていればと思うこともある。
- 福島空港の存在意味がわからない。便数少ない為、滅多に使用しないし新幹線で羽田行った方が便利な気がする。だから、撤退もやむなしかな。
- 福島空港を一度も利用した事がない理由。リムジンが早朝1本しかなかったから。実家が九州なので、帰省の際、福島空港から乗ろうと、まずリムジンの時間を見た時、絶句したのを覚えています。何故にこんな時間に1本だけ・・って。今はそれすらないそうですね。代わりに乗合タクシーを予約するらしいですが、 "なにそれ?"という感じです。 日本航空に言わせれば、今までずっと大した売上がなかったのを我慢したのだろうし、石油の高騰の煽りを受けて、このままでは全く採算が合わないと危機感を感じ、いろいろと考えた挙句に撤退を決めたのでしょうから、余程将来的に明るい話、日本航空に絶対的な利がある話を持って行かないと、路線廃止撤回はないと思います。福島空港のせいで、倒産なんて事になったらどうします?多くの社員とその家族が路頭に迷う事になるのですよ。頑なに廃止撤回を拒否した社長は偉いと思います。/li>
- 赤字路線である限り撤退はいたしかたないと思う。 もしどうしても撤退しないで済むようにしたいならば、せめて収支ギリギリのバランスをとれるだけの顧客・貨物をある程度恒常的に確保できるようにする必要があるが、県としてそういった対策を十分に施しているか疑問だ。 署名を何十万人用意しようが、署名した人たちが毎年何度も福島空港を利用するのであれば説得力はあるかもしれないが、そうでないのであれば一民間企業には酷な要求だと思う。 首都圏まで一時間半~二時間、仙台空港に比べてもずっと利便性が低い現在の空港では日本航空うを心変わりさせるだけの魅力はないだろうと思う。
- 全国的に空港が多過ぎると思います。維持管理に多大なコストがかかる空港は各県で必ずしも持たなくてもいいのでは... 仙台空港へのアクセスをきちんと調える方が近県同士お互いに発展し合えると思います。
- 企業である以上採算が合わなければ撤退もやむなし。
- 潔く空港閉鎖も視野に入れるべきでは・・・赤字ばかり増えても困ります
- どの路線にも言えるのですが、あれば嬉しいけど採算取れないだろうなあ...と思ってました。でも常設でなくても月に1.2便でも欲しいです。沖縄線だけでなく、九州や四国の方にも!
- 仙台空港が近い事から、建設される時点でも・想定できるような事ではなかったかとも思われます。 県政としては、もう少し大きく物事を見据えて事を考えてほしいものです。 過去に民放で、福島空港の無駄遣いと(滑走路の延長工事)言う特集番組を見た事があります。
- 駐車料無料は確かに利用者から見ればおいしい。が、いい時間帯・曜日に飛ばない。有名な目的地が無い(これは乗り継ぎを積極的に使えばいいのだろうが利用者が考えるべきか・・・でも少し足を伸ばせばそういった行き先のある仙台・新潟・成田・羽田が出てくる)。で利用者が限定してくる、利用率が下がる、ペイできない、撤退。あくまで民間、昔の国有時代とは違うのでやむを得ないでしょう。
- 経営だけをみれば、当然の結果といえますが福島空港ならびに県全体での経営努力はまだまだ、余地があるような気がします。
- 空港自体、遠すぎて利用することがありません。1県に1つの空港を持つこと自体、意味のないことだと思います。 日本航空の撤退は、致し方ない、と。仙台空港でさえ減便なのだから。 燃料の供給が以前のようになれば、又増えることもあるのではないだろうか。
- 元々便数が少ないのと、空港から主要駅までのアクセスが悪すぎるため、利用者がほとんどいないのは致し方ないことだと思う。やはり、空港が遠いのであれば、それなりのアクセスを検討すべきである。
- 12万3千人が1枚ずつチケットを買ったら撤退はしないと思う。使いもしないのに署名で存続訴えるのは間違いだと思う。
- もともと福島には空港は必要ない。羽田と仙台にはさまれて中途半端な立地であり存在意義が無い。さらに県内でも不便な場所にありアクセスが悪い。こうなることは建設前から見えていたことで、大金をかけて実際に作ってしまった行政に問題がある。航空会社としては不採算路線を廃止するのは当然。慈善事業ではない。このまま続けても赤字が膨らむ一方なのは見えていることなので、傷口が拡がる前にできるだけ早く閉鎖した方がよいと考える。
- 会社の経営上やむを得なかったのだと思います。航空燃料高のほか、仙台・新潟空港との関係や茨城空港の創設も影響しており、今後、少子高齢化や人口減少も進むので、厳しい経営環境がさらに増していく見通しもあったのでしょう。
- 利用者減で撤退するのは民間企業としては当然のこと。今になって県が大騒ぎするのはおかしい。利用者の減少はしっかりとデータで表されていたのでその都度何かしらの対応をすべきだったし、何か対応がなされてたとしても増加しなかったというのはどうしようもない部分になってくる。県があのような不便極まりない場所に作っておきながらその責任を棚に上げ、日本航空にお願いしますというのは本質的ではない。
- 赤字路線である以上、民間企業に存続を負担させるべきではない。少なくとも赤字にならないよう福島県は対策を講ずべきだ。いくら署名を集めても日本航空には一銭の価値もないことを知るべき。
- 赤字になって航空会社がやっていけなくなるのも困ること。もっと利用者がいるならいいけど、少ないし、旅行会社のツアーなども見るが、福島空港発のものが少ない。また、仙台から飛んだほうが安いものも。この状態ではなくして欲しくなくてもあきらめるしかないでしょう
- 路線の搭乗率、日本航空の経営状況等から撤退やむなしと思います。ただし、福島県民としては、さびしいものとも思います。
- 企業である以上、収益が見込めない場合には撤退も仕方ないことだと思う。
Q3で「撤退すべき」と回答した人
- 利用者が一部しかおらず、負債が蓄積する路線を存続させると企業側に大きな負担になる。福島県も、利用者を増やせなかったこともあるので、撤退はだとうであると感じる。
- 地方空港は、乱立気味で、各県に必須のものではないと考えます。
- もともと便数も少なく利用価値がない。空港までのアクセスも悪いので、仙台や周辺との連携があれば、維持に多額の経費をかけてまで空港を維持する必要はない。「ヨンさま」が利用したときだって、利用者が少ない空港だったからというのが理由だった。恥ずかしい。
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